53歳 パート 何をどう感じる 私の場合

たぶん、わたしはその辺にいるひとり。 特別に認められた秀でた能力があるでもなし、この世の中で、この時代で、なんとな~くこういうもんかな~という感じで呼吸して生きている。選んでなにかをしているというよりは、流れでそうなっているという感覚。全力で何かに取り組んできた記憶はないが、そうせざるを得ない状況で(という風な思い込み?)変に頑張った時もある。頑張り方が、あっていたかはわからない。それが周囲に、自分に、なにをもたらしたか考える。 たくさんの情報の中で、何をどう考えるか、何をどうするかいつもわからない。 最

おたくのおたく

わたし、おたく好きです。

でも、そのおたく好き加減は、おたくとは呼べないです。

 

昔、カルトQというクイズ番組がテレビ放送されていました。(調べたら1991年とありました。)

この番組は、ある特定のジャンルについてよく知っている素人さんが集まって、その主題のクイズに答えて、チャンピオンを競うというものでした。

 

主題は、ビートルズだったり、化粧品だったり、デビッドリンチだったり、東横線だったり、スキーだったり、YMOだったり、ラーメンだったり、東急ハンズだったりといったものでした。

 

 

これ、大好きだったんです。

その主題をわたしが知っていようが、知っていまいが、関係ないんです。

 

その、普通の人たちの常識を超えた知識の深さに、尊敬。その主題に対する真摯な態度と愛に心打たれるのでした。

 

この、世界への入れ込みようは、どこからくるのか。嫉妬すら覚えるのでした。

 

誰かの何かに対する深い愛。

うらやましい。

 

何かを好き、と言えるにはこのくらいじゃないといけない気がして、自分が何かを好き、というには、好きが足りなすぎじゃないかといつも思うのです。

 

だから人に「〇〇が好きなんだ?」と、きかれると、「うーん〜」と、煮え切らない答えしか出てきません。

 

好きは好きなんだけどね〜

の後に、なんか言い訳したくなるみたいな。