売り物はじぶん
結局売るものは自分しかないんですか。
去年初めて苫米地さんの本を読む機会がありました。
本の題名は忘れてしまったのですが、そこには、自分にしかできないことをしなさい。
と書かれていました。
例を挙げらていましたが、素人のビートルズのコピーバンドについて触れていました。
それは彼らにしかできないことだと賞賛していたと思います。
さて、その文章を読んだ後、私にしかできないこと?そんな特別な才能ないよ〜
という感想しかなかったです。
それから暫くは、自分にしかできないことって、なんだろう、なんだろうと、自分に問いかけていました。
その後、あるきっかけから、刺繍に出会いました。
何か閃きました。
刺繍には技法?があって、チェーンステッチとかストレートステッチとかあります。
それ自体は多少器用でなくてもできるものだと思います。
さて、チェーンステッチで、布に直径2センチの丸を縫ってみます。
その時に、選ぶ布は何でしょう。糸の色は?何本取りにするのか。布の端にしますか?
真ん中にしますか?
その時に用意するものできるものの違いもあるでしょうが、私とあなたの作った丸は
どこか違ったものになるでしょう。
これが、私にしか出来ないものなのだろう。
それがこの時の閃きでした。
人に受けるかどうかはさておいて、なんでもその人がやることは、その人にしか出来な
いことになるのではないですかね。
考えるだけではなく、実際に形にできるかできないかではないですかね。(考え自体をうりものにすることもできる)
それをひとまず形にして外に出してみる。
出してみたら、続けてみる。
まずは
3ヶ月。
それから一年。
そこから、何かが生み出されるのではないですかね。
ええと、なんでそもそも自分にしかできないことをするんだっけ?
おそらく生きていくためだ。