家族のためにする家事が好きになれない
家のことをするのは嫌いじゃない。
むしろ好きなのだと思う。
料理や洗濯、アイロンかけ、買い物。季節の服の出し入れ、靴磨き。
浴槽を洗うことだって楽しかったりする。
これが、家族のため、と考えるとやる気がぐ〜〜〜んと下がるのだ。
おそらく義務感が支配し始めるからなのかなと思っている。
自分のために料理するのは本当に楽しいが、家族に食事を用意することは、時には楽しいのだが、その楽しさは自分自身にするときとは明らかに違うモードだ。
家族の中のお母さん、とか奥さんとかという立場が好きになれないのだと思う。
これら生活のための作業は、立場的な考え抜きではできないと感じてしまうからだと思う。
変に不機嫌でこれらをこなすような時もあったりする。
家事を立派にこなすお母さんというのは、他人の場合はいいな。と思うことはあるのだが、(モーレツに憧れを抱く人たちさえいます。)こと、自分がそうなることに魅力を感じないのだ。自分がお母さん、というイメージに、違和感なのだろうか。
どちらかといえば、自分が、そういうお母さんの子供だったり、旦那だったりするのはいいな〜と思う。
理想は家族のみんなが同じように家事をして、それぞれが独立したかのように生活すること。
得意を分担するのはいいが、それを他の人がきちんと分かっていること。
これって実現は難しそうです。
他の家族たちの家族観が違うものだから。
やっぱり、お母さん、とか、奥さんっていうのが私にはよくわからないんだよ。
人の思い込みに対する対処の仕方がわからないとも言えるかな。お母さんだから、奥さんだから、こうするのだろう、というような。
自分で自分を制限してるとも言えるか。
それを覆らせる力量もなく、何かなあ、、、を続けてきた。
今の環境で衣食住をどうするか。どうやって生活するか。制限が多くあるので、より一般的(その流れになってるので、多分一番経済的)モデルに従うことで落ち着く形になってしまうのかしら。
最近、家事の分担を口に少しづつ出すことにしている。
一緒に生活しているんだから、家のことは皆がやって当たり前。
これを頑張って、実践します。