脇役に似ている人は自覚があるのか
ドラマや漫画をみていると気になるのが脇役です。
脇役の人がきちんと描かれていると、物語の厚みみたいのが変わってくるように思います。
脇の人への愛情度合いで、私の作品への評価はずいぶん左右されます。
たった一人の脇役がテキトーな感じの台詞とか言っていると、突然萎えますよ。
あんまりドラマとか観ないんですけどね。
主人公の脇を固める脇役さんたち。
みなさん主人公に感情移入するんでしょうか?
多分、多分ですが(違ったらごめんなさい)物語の軸はおおむね主人公の目線に沿って進んでいく形をとっている以上は感情も一緒にある程主人公とともに動いているかと思うのですが、脇役の人の方に気持ちを持って行かれ、あ!私この脇役に似ている!と思うことありますか?
例が古すぎてアレなんですが、アンじゃなくて、わたしはダイアナに似てるわ。とか俺はアムロじゃなくてブライトさんに似てるとか、アッシュじゃなくてマックスに似てるとか、ひろみじゃなくてお蝶夫人に似てるとかさ。
脇役に似てる人って、この物語、興味なくないかなあ。
今気づいたんですが、脇役といえども、物語の主要人物か、本当のその他の人っていうので、違いますね。
本当のその他の人もかなり気になります。
主人公に敵対するライバルの陰で、「そうだ!そうだ〜!」とか言っている人や、事件の展開のキーとなる「そういえば〜」的発言をする一瞬しか登場しないような。掃除のおばちゃんのことです。
なんでこの人(たち)は、こういう風に言うかな〜
と、その人の人生や生活を瞬間的に想像してしまうのです。
いろんなことに気をとられるので、なかなかストーリーが頭に入ってこないことが多々あります。